海外ニュース ~ブリスベン、バイオメディカル業界を牽引~

オーストラリアでも再生医療が発達しているのですね。

小耳症に関する部分を抜粋して訳しました。

全文を見たい方以下のご確認ください。
http://www.innovationaus.com/2017/11/Brisbane-drives-a-biomedical-lead

ブリスベン、バイオメディカル業界を牽引

ブリスベンはバイオメディカル業界において世界の第一線として走り続けている。

クイーンズランド工科大学、バーグホーファー医科学研究所、グリフィス大学医学部研究所の科学者達が一致団結して全て人の生活を改善させるための画期的な開発に取り組んだ。

メンバーの一人であるプロフェッサーMia Woodruff は大きな影響力をもたらすであろう

クイーンズランド工科大学のバイオファブリケーショングループによる取り組みで、Woodruff 教授は組織と軟骨細胞の3Dプリンティング技術を開発している。

当面の目標は小耳症で生まれた子供たちのために人工の耳を作ることができるバイオファブリケーションの技術を開発することである。

小耳症とは、耳がないもしくは耳の発達が不十分な状態で生まれる先天的な疾患である。

メガネよりも安い3Dプリンティング技術を

Woodruff教授はメガネよりも安いコストで小耳症の人に有効な人工の耳を作る3Dプリンティング技術を開発することを望んでいる。

やがては、より多くの器官や臓器に対して拒絶反応のない適合性の高い物質を作り出すことを目指している。

これは特に戦争で身体の一部を失った兵士にとって特に有効だろう。

Woodruff教授はイギリスのヨークシャーに生まれ、シンガポール国立大学、ノッティンガム大学の博士課程を修了した後、2006年にブリスベンにたどり着いた。

彼女は世界的に有名な骨組織の工学およびバイオファブリケーションの専門家であり、2013年のthe Queensland Young Tall Poppy Science Award の受賞を含め様々な栄誉を手にしている。

「私は幸いなことに多くの専門分野でとても才能のあるチームで取り組んでいる。

患者の身近な存在であるMetro North Hospital and Health serviceとタッグを組んでおり、クイーンズランド工学大学は最新技術の開発を推し進め、患者の生活の質に直結させるためにも医療研究所と患者・医療従事者のアクセスが同一の場所にある重要性を認識している。

このイニシアチブを牽引していくことが夢である」とWoodruff教授は述べている。

「私たちはどのようにして患者が納得のいく耳の形を作るか、より効果的な手術計画のためにどうやって3-Dソフトウェアを使うかを学んできた。」と彼女は言う。

ニュース原文
http://www.innovationaus.com/2017/11/Brisbane-drives-a-biomedical-lead

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